UNDER THINK

 このページは私が、見たもの、感じた事などを、自由に書いてみます。

2005.6.8 病院にて
大学病院にてMRI検査を受けた。体を輪切りにした状態で、細部まで映し出す検査。脳の中までも映るらしい。
先月のレントゲンには映らなかった、「もっと細部のわるいトコロ」を見る為に。このMRI検査、20日間も待たされた。
その間に痛みはだいぶマシになり、歩けるようにはなった。検査の前日、注意事項が書かれた紙を読んだ。「閉所恐怖症」の方は事前に申し出て下さいとあった。私は、すごく軽いレベルの「閉所恐怖症」だと思う。
普段困る事と言ったら、特快などの、駅の間隔が広い急行電車に乗れない事。あれは、酸欠というか過呼吸というか耳鳴りがして苦しくなってしまう。新幹線やバスは平気なんだけど。夜眠る前に、急に検査が嫌になってしまった。怖くなってしまったのだ。別に痛い事は何もされないのに。
検査当日の朝、眠れなかった上に薬をたくさん飲んでいて、頭が全く働いてなかった。シャワーに入った後、どの下着を着けようか、ぼーっと選んでいた。「看護婦さんに見られて恥ずかしくない、派手でないもの、金具がついていないもの」検査の時に金具類は一切はずさなきゃいけないから、ピアスも、普段付けっぱなしのネックレスも外した。
病院に着き、手続きを済ませ、放射線科というところに行った。建物は綺麗だけど、無機質なそのフロアーの待合室で順番を呼ばれるのを待っていたら、怖くて体が震えてきた。その時、やっぱり「閉所恐怖症」なんだと思った。
名前を呼ばれ、更衣室に連れて行かれた。手術の時に着そうなユカタを渡された。「ブラジャーは着けてますか?」「はい」「金具ついているやつですよね?」「はい」「では、外して下さい」「他に金具のものは外しましたか?」「はい」
「着替え終わったらまた、待合室に戻って待ってて下さいね」着替えを始めた。あれほど朝、「金具はだめ」と言いながら着替えていたのに、私はハートの金具がついたパンツをはいていた。ため息をついて1分間くらい考えた。「私ってどうしていつもこうなんだろ?」しかたなく全裸の体にユカタを羽織った。靴下は脱がなくてもいいと言われたけど、もし看護婦さんに見られた時に「この子、靴下は履いてるのに何でパンツは脱いでるのかしら」と思われたくなかった。「写真に映らないように全部脱ぐって勘違いしたのね」って思われた方がいいと思ったので、はだしになった。そして全裸に布一枚で私は、たくさん人がいる待合室を歩きトイレに行った。病院の中だから風が吹く事はないけど、「万が一風が吹いてめくれたら大変だ、めくれてたまるか」としっかりと足を閉じて、歩幅をとても小さく歩いた。不思議なものでパンツ一枚なくなっただけで、すごい緊張感&弱気で、姿勢や歩き方も変わったし、見えていた世界も違うモノになっていた。幸いに病院のユカタだけあって、紐がほどけにくいようにはなっていた。検査が始まった。台に寝かされ、入念に体の角度を合わせられた。途中、少しだけ足を開かされたので、焦ったけど、バレてなかった。大きな音が出るのでヘッドホンを付けられた。それもすごい大きくて厚いやつ。
「気分が悪くなったらこれを押してください」とブザーを握らされた。そして私を乗せた台がゆっくり移動し、棺おけみたいなトコロに入って行った。怖い気持ちを、「布一枚」の緊張感が中和した。棺おけBOXの中には間接照明っぽい電気がついていた。なんだか、子供の頃、かくれんぼをして、押入れの中にいた時の感覚にすごく似ていた。少しすると爆音が鳴り始めた。確かにヘッドホンをしていても相当うるさい。最初はびっくりして音に怯えていたけど、すぐに慣れてきた。その電子音は、テンポ160ぐらい。聞いていくうちにリフに聞こえてきて「結構、かっこいいじゃん、MAD みたいじゃん」って。私は目を閉じてそのリズムを楽しんでいた。そのうち、ヘッドホンを取ったらどうなんだろう?と思って外してみた。結構な爆音で慌ててヘッドホンを付け直したが、何度かチャレンジして私はヘッドホンなしでその電子音を聞いていた。そうこうしてる間に眠ってしまって、気がついた時は、台が棺おけBOXからゆっくりと出て行く時だった。こうして私は無事に検査を終えたのだった。その様子を何とか写真に取ってきた。

 2005.5・30  アングラサイト (公団編)
変なサイトを見るのが、おもしろい。変というよりかは素朴なサイト。ヤフーで検索すると、たいがいのキーワードはどこかしらのサイトにひっかかる。最近、急にPCを勉強し始めた為、他のホームページはどういう構図なんだろう?というのが気になる。今までは大体、友達のバンドのHPか、オークション関連のHPくらいしか見てなかったけど、バンドのHPって普通にあんまりおもしろくないのが多いから、何ていうか、私好みのマニアックというか、マイノリティーなサイトを求めて、HPの勉強も兼ねてネットサーフィンというのをやってみた。今まで、ネットサーフィンという言葉は知っていても意味を知らなくて、板も、海もないのに、どうやって家のPCの前でサーフィンするんだろうって本気で思ってたんだけど。しかしこのネットサーフィン、言葉の通り、やればやるほど、いろんなサイトを発見できる。そして潮の流れで、とんでもないところに自分が流されてしまっていたという事と同様に夢中になっていると、気が付いた時にはとんでもないサイトを見ている。更に目と肩がすごく痛くなっているのだ。
今日は私が見つけた、そんなマイノリティーなサイトの一つを紹介しよう。

それは公団ウォーカー
これは、団地のサイトで、いわゆる団地マニアな人にはたまらない、団地の写真がいっぱい載っていて、見ていてとても癒されるサイト。
実は私も、子供の頃、団地に住んでいたという事もあって、いまだに、ちょっと古くて、いい感じの団地があると足を止めて見てしまう。
私が好きな団地の条件をいくつか挙げてみよう。
1.階段が四段ずつで折り返しになり、早く上ると目が回りそうになる。
2.その階段のところに水が流れる溝みたいのがあり、そこに虫の死骸&ビービー弾などが落ちている。
3.団地独特のコンクリートの地面、床がタイルっぽくなっていたら更に○。その床だと音がドンシャリ(低音と高音)に  反響してうるさい。
4.子供がローラースケートをやると「ゴォーッー」という爆音がする。
余談ですが、私の住んでいた団地には、若くてかわいい奥さんがいて、その奥さんはノーブラの事が多く、子供と遊んで、かがんでいる時に胸が見えてて、子供ながらに彼女を「セクシーだな」と思っていました。
リンクのページにも貼りましたが、アドレスを載せておきます。http://codan.boy.jp/